よくある質問
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目次
製品についての質問
カップリング
- >> カップリング全般についての質問や技術用語解説はこちら
- > サーボフレックス(金属板ばねカップリング)の耐久性・経年変化は?
- > カップリングを取り付けた際に従動軸に振れが生じます。原因は何ですか?
- > 金属板ばねカップリングの使用中に、音や振動が発生しました。対応策を教えてください。
- > 軸への締結がクランプ方式で、充分なトルク伝達ができますか?
- > スターフレックスの寿命を教えてください。
- > 常用トルクを超えた使用は可能ですか?
- > ルーズフィットエレメントとはどのようなものですか?
- > スターフレックスのノーバックラッシに経年変化はありますか?
- > 駆動にディーゼルエンジンを使用した装置で共振が発生します。対処法はありますか?
- > CF-A モデル(原動機用ゴム・樹脂カップリング)の「予備圧縮構造」とは何ですか?
- > ゴムカップリングの熱の影響とメンテナンスについて
- > センタロックについて
サーボフレックス(金属板ばねカップリング)
スターフレックス(ジョーカップリング)
センタフレックス(原動機用ゴム・樹脂カップリング)
ETPブッシュ・ポジロック(摩擦式締結具)
- > ETPブッシュの耐久性について教えてください。
- > 軸・ハブにキー溝がありますが使用できますか?
- > 軸・ハブがスリーブの全長にかからない場合でも使用できますか?
- > スラスト荷重がかかる場合でも許容トルクを伝えられますか
- > 1度スリップしたETPブッシュは再使用できますか?
ETPブッシュ
電磁クラッチ・電磁ブレーキ
該非判定(非該当証明)についての質問
製品についての質問
カップリング
サーボフレックス(金属板ばねカップリング)
- サーボフレックス(金属板ばねカップリング)の耐久性・経年変化は?
- 弊社では、許容トルク以上の負荷を掛けた状態でねじり耐久試験を行います。サーボフレックスはこの試験で金属疲労限度である1000 万回をクリアーしています。またオール金属材料のため経年劣化は極めて少なく、長期間にわたり高精度のトルク伝達が可能です。
- カップリングを取り付けた際に従動軸に振れが生じます。原因は何ですか?
- カップリングが原因となって発生する従動軸の振れは、主に不十分な心出しによる軸反力によって生じます。サーボフレックスシリーズ(金属板ばねカップリング)は全て高精度な専用治具を用いて組み立てているので、左右の穴は高い同心度を確保。軸反力は極小のため、従動軸の振れを極めて小さく抑えることが可能です。
- 金属板ばねカップリングの使用中に、音や振動が発生しました。対応策を教えてください。
- サーボモータの場合は制御系で機械共振抑制フィルターをその固有振動数に設定することで音、振動を抑制できます。ステッピングモータの場合は使用回転速度をずらすか、減衰効果の高いステップフレックスカップリングで振動を吸収・抑制することが可能です。
- 軸への締結がクランプ方式で、充分なトルク伝達ができますか?
- 弊社のトルク伝達試験では十分な安全率を用いておりますので、カタログ記載の許容トルクにおいて、締結方法が原因となって締結部がスリップすることはございません。クランプハブへのキー溝加工は可能ですので、ご要望のお客様はキー溝加工対応オプションを参照ください。
スターフレックス(ジョーカップリング)
- スターフレックスの寿命を教えてください。
- 動力伝達が主目的の場合、カタログ記載の選定手順に基づいて適切に選定していただくことで10 年以上の寿命が期待できます。 寿命は使用環境・条件により異なり、特に使用温度と取り付け誤差が大きく影響しますので、詳細はお問い合わせください。
- 常用トルクを超えた使用は可能ですか?
- 最大トルクを超えない範囲であれば、1日8 時間稼動で10 回以内は許容できます。これは起動・停止頻度の少ないモータの、起動時のトルクを想定しています。
- ルーズフィットエレメントとはどのようなものですか?
- エレメントのトルク伝達面を凸形状(クラウニング形状)にしたもので、許容取り付け誤差を大きくできます。また、ハブとのはめあいも緩く設定されているため組み立てが容易で、作業工数を低減できます。
- スターフレックスのノーバックラッシに経年変化はありますか?
- スターフレックスはエレメントに予備圧縮を掛けることによってノーバックラッシを実現しているので、樹脂の経年変化等によってノーバックラッシを維持できなくなる場合があります。長期にわたりノーバックラッシでの使用を検討の場合は負荷の性質による補正係数を大きく取ることを推奨いたします。より長期にわたり高精度制御を要求される場合は金属板ばねカップリング「サーボフレックスシリーズ」を推奨いたします。
センタフレックス(原動機用ゴム・樹脂カップリング)
- 駆動にディーゼルエンジンを使用した装置で共振が発生します。対処法はありますか?
- 駆動源にディーゼルエンジンを使用する場合、トルク伝達システム全体の回転方向の固有振動数と、エンジン回転速度による振動数が合った時に共振します。エンジンカップリングは回転伝達や振動吸収だけでなく、共振回転速度を逃す役割も果たしているため、共振回転速度がある場合、カップリングのねじりばね定数を変更する(カップリングの変更、ゴム硬度の変更など)ことにより、共振回転速度を使用回転速度からずらすことが可能です。CF-A やCM など天然ゴム系エレメント採用のねじりばね定数が低いモデルでは共振回転速度はローアイドル以下に、CF-H などねじりばね定数の高いモデルでは共振回転速度がハイアイドル回転速度より高い速度域に現れる傾向があります。
- CF-Aモデル (原動機用ゴム・樹脂カップリング)の「予備圧縮構造」とは何ですか?
- ゴムには引っ張られる使い方よりも圧縮する使い方のほうが寿命が延びるという特性があります。さらに、同じ圧縮する使い方でも、ある程度圧縮させてから力を加える使い方はより長寿命となり、この「ある程度圧縮させておく」ことを予備圧縮と呼びます。CF-A モデルはゴム体に予備圧縮がかかった状態で組み立てられており、圧縮される部分は長寿命、引っ張られる部分も一定以上のトルクを掛けないと引っ張り状態とならないため、総合的に長寿命が得られます。
- ゴムカップリングの熱の影響とメンテナンスについて
- 天然ゴムは熱が加わることにより、表面上の油分が失われ弾力が無くなり硬化します。その硬化の進行具合は温度によって異なりますが、エンジンハウジング内で使用されているCF-A が熱の影響を受けた場合、ゴム体表面から硬化し、その部分にトルクが掛かると、その硬化層から亀裂が入り破壊が進行します。メンテナンスの目安として、ゴム硬度が使用前より15Hs 程度高くなった時点で交換することを勧めています。
- センタロックについて
- ハブを軸に取り付ける際、センタロック機構での取り付けが可能です。クランピングねじを締め付けることにより、クランピングハブのスプライン部が歪み、軸のスプライン部を押し付け、ハブとスプライン軸は完全に固定されます。サイズにもよりますが、クランピングねじを規定トルクで締め付けると、クランピングねじ1本あたり約1トンの軸方向の保持力が発生します。ですから、通常の使用状態においては、全く問題ないレベルで固定されています。
ETPブッシュ&ポジロック(摩擦式締結具)
ETPブッシュ
- ETPブッシュの耐久性について教えてください。
- ETPブッシュにその許容トルクを周期的に作用させた場合の疲労は約50万回、許容トルクの75%を周期的に作用させた場合の疲労は半永久的となります。
- 軸・ハブにキー溝がありますが使用できますか?
- 金属用エポキシパテなどで加工済みのキー溝を完全に埋め、整形していただくことで使用可能となります。キー溝が付いたままでの使用は、スリーブが変形して取り外しができなくなるおそれがあります。
- 軸・ハブがスリーブの全長にかからない場合でも使用できますか?
- 軸・ハブがスリーブ全長にかかるよう、ショートスリーブ仕様を選定またはお問い合わせください。スリーブと軸・ハブが接触しない部分はスリーブの変形が規制されないため、変形量が大きくなってしまいスリーブが塑性変形してしまったり、十分な摩擦力が得られず仕様値を満足しないなどの問題が発生します。
- スラスト荷重がかかる場合でも許容トルクを伝えられますか
- 記載されている許容トルク、許容スラスト力は、それぞれが単独に作用した場合の最大許容値です。トルクとスラスト力が同時にかかる場合には、合成負荷を求め、許容トルク以下となることを確認してください。
- 1度スリップしたETPブッシュは再使用できますか?
- スリップの程度にもよりますが、軽微なスリップであれば再使用は可能です。ただし、再使用にあたってはETP ブッシュ・軸・ハブの表面に傷がないこと、ETP ブッシュ本体に変形がないかなど確認が必要です。また、再使用の際はスリップした原因を取り除くことが必要です。
電磁クラッチ・電磁ブレーキ
無励磁作動形ブレーキ
- 標準品ではトルク、応答性などを満たすものがありませんがカスタマイズは可能ですか?
- 過励磁電源装置の使用や、モータ起動時の突入電流を利用すること、摩擦材を変更することなどで、トルクを上げること・応答性を高めること・総仕事量( 寿命) を伸ばすこと、発熱量を抑えることなど、様々なカスタマイズが可能です。詳しくはお問い合わせください。
- 寸法上の制約から標準品が取り付けられない場合でも対応は可能ですか?
- 可能です。例えばトルクを保ったままでの薄型化など、多くの実績があります。諸条件によりますが、同トルクで標準品の半分程度まで薄くできる可能性があります。詳しくはお問い合わせください。
- 騒音対策にはどんなものがありますか?
- 無励磁ブレーキの騒音には、①回転中の微振動によって発生するカタカタ音、②アーマチュア吸引・釈放音、③制動時の摩擦音(鳴き音)、④駆動回転時(ブレーキ釈放時) のすり音などがありますが、そのいずれにも対応できます。下図はその一例です。
該非判定(非該当証明)についての質問
- 該非判定書が欲しいのですが。
- 「該非判定情報」のページからダウンロード頂けます。
- 「特殊判定」を依頼するときの費用や納期はどれくらいですか?
- 費用はかかりません。納期は約1~2週間ですが、「外部生産品」は約1ヶ月かかります。「外部生産品」でお急ぎのときは、製造メーカーのホームページから発行できる場合がありますので、直接お問い合わせ願います。
- 部品だけの該非判定は依頼できますか?
- 部品によっては対応可能ですので「発行依頼書」にてご依頼願います。なお「エレメント」「ゴム体」「変速ベルト」などの部品や一部のオプション製品「ロスタ/クランプ,ブラケット,アイドラー」はホームページから入手できますのでご確認ください。
- 該非判定書を指定した書式で作成できますか?
- お客様の指定書式にて作成可能か検討いたしますので、指定書式と「発行依頼書」を「お問い合わせフォーム」に添付してご連絡ください。
- 判定基準には無い「CCC判定」や「HSコード表示」は依頼できますか?
- 判定可能な項目か検討いたしますので「発行依頼書」をご記入頂き「お問い合わせフォーム」に添付してご連絡ください。
- 該非判定書に図面番号などを追記できますか?
- 文字の追記であれば対応可能ですので「発行依頼書」をご記入頂き「お問い合わせフォーム」に添付してご連絡ください。