技術資料

三木プーリ クラッチ・ブレーキ標準穴加工規格

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この標準穴加工規格は励磁クラッチ・ブレーキ(CYT・CSZ・BSZを除く)無励磁ブレーキ(BXWを除く)の6mm~85mmの穴加工に適応します。ただし、標準品が穴加工付きのクラッチ・ブレーキは、この規格に合わない場合があります。

相手軸公差に対する穴加工公差

ご指示のない場合は、H7で加工します。ただし無励磁ブレーキの10mm以下はH8です。公差等級H7以外は別途打ち合わせになります。下穴品からの追加工におきましては追加工部分の表面処理が削られた状態になりますのでご了承ください。追加工後の表面処理が必要な場合には別途ご相談ください。
下記に負荷条件における軸公差を表します。

負荷条件 軸公差 備考
φ10以下の軸 h6 h7 精度を要する場合はh5
軽・普通荷重
および変動荷重
h6
js6 js7
j6 j7
モータ軸はh6
クラッチ ブレーキ・
ユニット軸はj6
重荷物および
衝撃荷重
k6 k7
m6
※10mm未満の穴加工にはキー溝が加工されません。

穴径に対するキー溝寸法(下表)

JIS旧規格(2種)対応 単位[mm]

穴径 b2 t2 キー寸法 b×h
基準寸法 許容差(E9) 基準寸法 許容差
10以上13以下 4 +0.05 +0.02 1.5 +0.5 0 4×4
13を超え20以下 5 2.0 5×5
20を超え30以下 7 +0.061 +0.025 3.0 7×7
30を超え40以下 10 3.5 10×8
40を超え50以下 12 +0.075 +0.032 12×8
50を超え60以下 15 5.0 15×10
60を超え70以下 18 6.0 18×12
70を超え80以下 20 +0.092 +0.040 20×13
※推奨キー規格は旧JIS1種(幅公差 P7)です。

JIS規格対応 単位[mm]

穴径 b2 t2 キー寸法 b×h
基準寸法 許容差(P9) 基準寸法 許容差
6以上8以下 2 -0.006 -0.031 0.8 +0.3 0 2×2
8を超え10以下 3 1.2 3×3
10を超え12以下 4 -0.012 -0.042 1.5 +0.5 0 4×4
12を超え17以下 5 2.0 5×5
17を超え22以下 6 2.5 6×6
22を超え30以下 8 -0.015 -0.051 3.0 8×7
30を超え38以下 10 10×8
38を超え44以下 12 -0.018 -0.061 12×8
44を超え50以下 14 3.5 14×9
50を超え58以下 16 4.0 16×10
58を超え65以下 18 18×11
65を超え75以下 20 - 0.022 -0.074 4.5 20×12
75を超え85以下 22 5.0 22×14
※推奨キー規格は新JIS(幅公差h9)です。

キー溝に対する止めねじ呼び径

キー溝 基準寸法b2 止めねじ呼び径
4 M4
5 M4
6 M5
7 M6
8 M6
10 M8
12 M8
14 M10
15 M10
16 M10,M12
18 M12,M16
20 M16
22 M16

穴径に対する止めねじ呼び径(キー溝がない場合)

穴径 止めねじ呼び径
6以上10未満 M3

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